ある日突然ウツになりました

社会人11年目で突然うつ病になったOLの闘病記

復職2か月を終えて

28日に仕事納めをして休みに入りました。
復職から2か月、一度もお休みすることなく出勤することができてホッとしています。自分で自分を褒めてあげたい。


さて、今年は「うつ病になった年」でしか無いので、病気になって「やってよかった事」を残しておこうと思います。


■LINEのアカウント削除
これは本当にやってよかった。アカウントを削除してスマホを変えました。キャリアからMVNOに。「自由だ・・・」って心が軽くなったのを覚えています。


■一生付き合いたい友人にオープン
LINEを削除してしばらくの間「この人とは切れたくない」って思う人は誰かなって考え続けてました。で、選んだ・・というと語弊がありますが、切れたくないと思った友人に連絡して再度LINEで繋がる。こうすると、通知が来るのが嬉しくて仕方ないです。だって100%好きな人からのLINEなので。再度繋がった友人には今の状況を全部話しました。受け入れて心配してくれて励ましてくれて、最高の友人ばかりです。


■レース編み
休職中は暇で、でもそれが自分を苦しめていました。働いていない自分には存在価値が無い、消えた方がいい…とどんどん落ち込んでしまう。そこで始めたレース編み。集中できて無になれるので私にはとても効果的だったと思います。気が付いたら編むことがなくなっていて、「あ、もう編まなくていいんだ」ってバロメーター的な役割にもなっていたかなぁ。簡単だし、道具は100均で揃うので手先を動かす事に苦手意識無い方にはおすすめです。


■音楽
これはそこそこ自分を取り戻してきた辺りでパワーをくれたもの。どん底の時は音楽どころかテレビもNGになっちゃって、そもそもそういう媒体が大好きな私はすごいショックだったんですけど、やっと楽しめるように。そうすると歌詞とかにより注目して聴くようになるんですよね。大好きなハロプロ楽曲には本当に助けられました。暇さえあれば聴いてた。ハロプロは世界を救う・・・。マジで・・・。


■一人暮らしを辞める
これは協力してくれた両親と、それが可能な環境にあった自分ラッキー。一人暮らしでうつ病と闘うのは私には不可能でした。父の転勤で両親が近くに越してきていたので「一緒に暮らす」選択肢がありました。転勤がなければ実家なので、そうなるともう一緒に暮らすなら退職するしかない状況。恵まれた環境にいるなぁと日々思っています。両親ともに現役で働いているし、一緒に暮らすようになってからは「お金はいれなくていいから貯金しなさい」と言ってもらえて。30過ぎて家にお金もいれず家事もそこまでしてないし・・・大丈夫かな私・・・


■ちゃんと薬を飲む
「薬漬けにされる」というイメージが強い人もいると思います。そりゃ飲まずに闇から抜け出す方法があるならそれに越したことは無いと思います。でも私はその術を知らなかったし無理だったので薬の力を借りました。ゆっくりではありますが徐々に減ってきているし、主治医と自分を信じて寛解に向けゆっくり頑張ります。薬の力は本当にすごい。ちゃんと飲んでいれば良くなるんだって実感しました。






私は本当に恵まれています。
理解して寄り添ってくれる家族。
支えてになってくれる友人。
「待ってるよ」って言ってくれる職場。
全部揃っていたから5か月で復職までいけたのかなぁと思います。



減薬していく中で、離脱症状はつきものです。乗り越えられない壁とか出てくるかもしれない。仕事でまたダメになっちゃう可能性だってある。自分の異変にいち早く気づいてあげられるのは自分しか居ないから、毎日毎朝「今日はどう?大丈夫?」って聞いてあげます。無理はしない。あの頃に戻りたくないから。




今まで本当に流れるように生きてきたけど、「1日1日大切に生きよう」と思った2018年でした。
2019年どんな1年になるか分かりませんが、日々感謝の気持ちで過ごします。家族、友人、同僚上司に感謝の気持ちで。



穏やかな1年になりますように。
皆様もお身体大切にお過ごしくださいませ。



よいお年を。